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「僕が一番欲しかったもの」

先日、対応させて頂いていたお客様が

好きな歌を教えて下さいました。

 

槇原敬之さんの

「僕が一番欲しかったもの」。

 

久しぶりにゆっくり聴いてみました。。。

 

 

 

この曲は、主人公の「僕」が「素敵なもの」を見つけ、

それを側で欲しいと望んでいる人にプレゼントします。

 

その後も、同じように見つけた「素敵なもの」を

必要としている人たちに譲り渡していきます。

 

「素敵なもの」は、何なのか分かりません。

 

 

 

自分が見つけた「素敵なもの」だから、

手元においておくことも出来るのですが、

 

喜んでくれる人がいるから

「譲ってよかった」と思える。

 

 

 

ずっと、ずっと、そうして続けていたら、

結局「僕」は最後まで何も見つけられないまま。

 

 

 

そこで、歩いてきた道を振り返ると…、

 

 

 

「僕」のあげたものでたくさんの人が

幸せそうに笑っている。

 

ようやく、気付きます。

それこそが「僕」が探していたものなんだと。

 

 

 

あぁぁぁぁ。嗚咽。

 

 

 

春から、様々な立場や、環境の方と

お話しさせて頂く機会があり、

300件を超える対応になりました。

 

日々のお褒めの言葉も、ご指摘の言葉も、

今、私が必要としているメッセージだと

受け取り、取り組んでおります。

 

 

この、歌詞を全身で浴びながら、

 

 

「私自身、もちろん笑っていたいし、

笑って欲しい人もいっぱいいる。

私って、何もない‥と思っていたけれど、

もう既に手にしているものは十分あって、

それを受け取りたいと思って下さる方も居るのかな。」と。

 

 

 

偶然対応させて頂いたお客様との対話から

多くの景色が一気に繋がり、

この気持ちをとっても大切にしたい。

と、思う新月です。