先日、垢離(こり)とりをして参りました。
「滝行」です。
「あぁ、私ってまだまだ…」と、
落ち込む出来事がGW過ぎにあり、
自分を奮い立たせたくて、
目の前に浮かんだのが「滝」。
申し込んだのは、6月でしたが、
予約が埋まっており、10月までお預けでした。
勢いで申し込んだものですから、
日が迫ってくると、徐々に怖くなってきました。
きっと寒い。絶対冷たい。
もしかすると、翌日の仕事に支障が出るかもー。なんて。
直前になって、動かしていた予定が崩れたり、
他に気になることが出て来て、それどころではないぞ・・・
という気持ちが覆い始めていたのですね。
仕切り直しです。
「なぜ、行くことにしたのか」
ただそれだけを、シンプルに。
「変えたい」と思っていたことに対し、
「本当に変えたいと思っているのか・・?」
そんな問いかけをされているような、直前の1週間でした。
大袈裟ですよねぇ。
数日前まで、夏のような暑さだった気温が
急に下がり、気持ちに動揺と戸惑いが。笑。
当日、前日からの冷え込みと雨、人通りもない薄暗い山道でタクシーを降り、視界が悪く、現在地不明でどうなるかと思ったのですが、
お寺に到着し、目の前にそびえる不動明王様を前に
声が出るほど感激しました。
その後雨も止み、ただならぬ空気を感じながら
経験することができた滝行の高揚感は想像以上でした!!
ほんの少しのことですが、
背中を押してもらえた気分です。
そして、ほっと、しております。
目の前の事を軽やかに楽しめる…
そんな自分と出逢えたことに。